マイナー系『9th』コードを攻略!
ギター初心者のために
【Cm7(9)】【Cm9】コードの3種類の押さえ方
ボサノバのオシャレなコード進行
を紹介している動画講座です。
ちょっとマジメにどういう構成音なのか?という解説もしてます。
基礎知識
ちなみに、
【Cm7(9)】は「シー・マイナー・セブン・ナインス」
【Cm9】は「シー・マイナー・ナインス」
と読みます。
表記方法は、
【Cm7(9)】、【C-7(9)】、【C-9】、【Cm9】などありますが、全部同じ意味(同じコード)。
(Cm9は7度の音が入っていないという人もいますが、、、まあ、いろんな表記方法があるということを覚えておけばOK)
楽譜を書く人によって違うだけね。
「押さえ方を2種類」と「ボサノバ風おしゃれな弾き方」を紹介していますので、
「コード進行」や「弾きたい曲の曲調」によって使い分けてください。
「押さえ方2種類」と「ボサノバ風おしゃれな弾き方」(解説動画)
↓が押さえ方。
※一番左の線が6弦、一番右の線が1弦、上がネック側、左側の数字はフレット。
「●」は押さえるところ、「×」は弾かない(ミュート)
【Cm7(9)】についての豆知識。
「Cm7コード」の構成音は、「C、E♭、G、B♭」。
そこに9番目の音「D(レ)」をつけ加えると
「Cm7(9)コード」になります。
↓こういうこと。
C、D、E、F、G、A、B、C、D
という訳で、「Cm7(9)コード」の構成音は「C、E♭、G、B♭、D」
なんで、2番目の「D」じゃなくて、9番目の「D」を使うのか?
音楽理論的に説明すると、、、
「Cm7」などのセブンスコードというのは、
4つの音(Cm7の場合は、「C、E♭、G、B♭」)で構成されています。
この4和音に、新たな音を付け足すときは、テンションと言って1オクターブ上の音を
付け足すルールになっているのです。
なので、「Cm7(9)」のようなコードを、まとめて「テンションコード」という人もいます。
そして、「Cm7(9)」を実際にギターで押さえるときは、人間の指が5本しかないので
「C、E♭、G、B♭、D」の「G」を抜いて、
「C、E♭、B♭、D」の音だけを押さえることもあります
(動画の最初で紹介した押さえ方は、このパターン)
ちなみに、なんで「E」と「B」だけ「♭」がついているかというと
「Cm7」は、マイナー・セブンス・コードだから。
マイナー・セブンス・コードっていうのは、3番目の音(3度)と7番目の音(7度)が
半音下がってる(♭している)コードのことをいうのです。
だから、普通の「E」と「B」にすると、
「CM7(シー・メジャーセブンスコード)」(構成音はC、E、G、B)になるんですね。
ちょっとしたコードのお勉強でした(^^)
ボサノバ風おしゃれなコード進行
↓こちらが、
動画の最後に紹介した「ボサノバ風おしゃれなコード進行」
※動画にGm7(♭13)って書いてあるけどG7(♭5)の間違いです。
||Cm7(9) |Cm7(9) |Fm7(9) |Fm7(9) |
|Dm7(♭5)|G7(♭13) |Cm7(9) |Cm7(9) ||
※Cm7(9)とFm7(9)を弾く時に、ルート音を5弦と6弦の交互にかえると
動画のようにボサノバっぽくなりますよ。
このコード進行は、「BLUE BOSSA」っていう古いボサノバの曲の一部ね。
↓おすすめ!
『簡単ステップ式』だから、楽しく弾けます♪