今回が、このシリーズ最終回。
Eマイナー・ペンタトニックスケールの1つ目のポジションを、
12フレットへ1オクターブ上げたバージョンの説明です。
1.「Guitarist’s Reference」でEマイナー・ペンタトニックスケールを表示させたら、
赤印をつけた「Position」をクリックします。
2.↓の画面が表示されるので、赤印をつけた「12th」をクリック。
3.Eマイナー・ペンタトニックスケールの1つ目のポジション(12フレット・バージョン)
が表示されましたね。
この形(音の配列)は、
初心者が楽しくソロを弾く為の、「最重要ポジション」です。
なぜなら、実際には同じ形の1つ目のポジションを、
「0フレット(ロー・フレット)」と「12フレット(ハイ・フレット)」
で弾きわけるだけで、今まで多くのギタリストがカッコ良いソロを披露しているからです。
↓この2つね。
・0フレット(ロー・フレット)
・12フレット(ハイ・フレット)
最低でも、この2つだけは覚えることをオススメします。
ここまで、Eマイナー・ペンタトニックスケールの5つのポジションを紹介しました。
本なんかで読むと、
「ペンタトニックスケールのファイブ(5)・ポジション」と書いてあると思います。
説明している言葉は違いますが、内容は一緒。
これらはペンタトニックスケールを、
「ギター指板上で6弦側から1弦側へ縦方向」
に覚える方法です。
現在、世界中でおそらく一番オーソドックスな覚え方だと思います。
この「縦方向のペンタトニックスケールのポジション」を覚えたら、
次は0フレットからハイフレット(21フレット)へ横方向に各ポジションを繋げると、
ギターの指板全部を使ってソロが弾けます。
と、ここまでが一般的な解説です。
ただ、個人的な意見を言わせてもらうと、
「ソロの弾き方は、その人の好み」です。
理論や理屈を一生懸命覚えるのも悪くないですが、
背伸びせずに自分が知っている範囲で、
気持ち良く、好きなように、ソロを弾いた方が楽しいと思います。
別に、0フレットから21フレット辺りまでギター指板を全部使わなくても、
1つ目と4つ目のポジションだけでもカッコ良く弾けますし、
なんなら、今回説明したように1つ目のポジションだけでも十分魅力的なソロは弾けます。
ソロを弾く時に一番大切なことは、
スケールのポジションを沢山知っているという事よりも、
スケールをどうやって魅力的に(カッコ良く)弾いて楽しむか、
という事です。
理論はもちろん重要なのですが、
音楽はもっともっと自由であるべきです。
さて、ここまで覚えたら、
「ペンタトニックスケールを使って楽しくソロを弾く方法」
を知りたくなりましたか?
その方法は、YouTube公式チャンネルに沢山アップしてますので
参考にして下さいね♪