ブルースギター講座/初級編!
3コードの一般的な12小節ブルースで使える、
①ブルースでかなり使うセブンス・コードの押さえ方
②シャッフルでのコード・カッティングの弾き方
③よくあるパターンのベース・バッキングの弾き方
④ソロ・フレーズ(24小節分)の弾き方
を、初心者でも分かりやすいようにできるだけ簡単に解説します。
今回は↓ブルースの名曲
「Caldonia(Muddy Watersバージョン」を参考にして、
いろいろなブルースギターの弾き方を説明します。
コチラ↓が①~④までの弾き方を解説している「ブルースギター初心者講座」
簡単にコード、ソロフレーズ、バッキングが弾ける練習方法
ここからは、補足の説明。
【Caldonia】のコード進行
(Muddy Watersバージョン/Key=G)
||G7 |G7 |G7 |G7 |
|C7 |C7 |G7 |G7 |
|D7 |C7 |G7 |D7 ||
これは、ブルースのよくあるコード進行で、
この12小節を何回も繰り返して演奏します。
「Key Gのブルースで、ジャムろう♪」と言われたら、
このコード進行か「2小節目のG7がC7に変更したタイプ」が多いかな。
ちなみに、動画で解説した弾き方は、
「かなり応用できる」
ので覚えて損はないですよ。
ある程度のギター経験者は、
ので参考にしてください。
①ブルースでかなり使うセブンス・コードの押さえ方
これらは、「5弦ルートのG7、C7、D7」です。
押さえ方は、動画で説明したように「指の形は全部一緒」。
ルート音(5弦の音ね)を変更(移動)するだけでOKなので、
歌やソロのバックで弾く時なんかに使えますよ。
②シャッフルでのコード・カッティングの弾き方
これも、よくあるパターンの弾き方です。
空ピッキングやミュートをうまく入れて、右手の振りを止めずに弾くのがコツね。
③よくあるパターンのベース・バッキングの弾き方
このベース・バッキングも、聴いたことあるでしょ?
G7、C7、D7のコードトーンをメインに弾いています。
(各コードの1度、3度、5度、6度、♭7度の音ね)
ギターでも、ベースでも、両方使えるバッキング・パターンなので覚えておくと便利ですよ。
↓を順番に弾くと12小節分になります。
【G7】
6弦3フレット→5弦2フレット→5弦5フレット→4弦2フレット(ここまでで1小節分)
4弦3フレット→4弦2フレット→5弦5フレット→5弦2フレット(全部弾くと2小節分)
×2回
【C7】
5弦3フレット→4弦2フレット→4弦5フレット→3弦2フレット(ここまでで1小節分)
3弦3フレット→3弦2フレット→4弦5フレット→4弦2フレット(全部弾くと2小節分)
【G7】
6弦3フレット→5弦2フレット→5弦5フレット→4弦2フレット(ここまでで1小節分)
4弦3フレット→4弦2フレット→5弦5フレット→5弦2フレット(全部弾くと2小節分)
【D7】
5弦5フレット→6弦2フレット→6弦5フレット→5弦2フレット
【C7】
5弦3フレット→6弦0フレット(開放)→6弦3フレット→5弦0フレット(開放)
【G7】
6弦3フレット→5弦2フレット→5弦3フレット→5弦4フレット
【D7】
5弦5フレット→5弦3フレット→5弦5フレット→5弦5フレット
レーズ(24小節分)の弾き方
このソロフレーズは、このページ1番上の「Muddy Watersのライブ動画」で、
ハーモニカがイントロで弾いているソロフレーズを
ギターで弾けるようにアレンジしたソロフレーズです。
ソロフレーズ1
↓の順番で弾く。
4弦5f→4弦5f→3弦4f→2弦3f
4弦5f→4弦5f→3弦4f→2弦3f
3弦5f→3弦4f→4弦5f→4弦5f→4弦5f
3弦3f→3弦4f
ここまで全部が1つのフレーズ(まとまり)なので、
これを3回繰り返せば12小節分になります。
※最初の音を弾くタイミング
カウント「1、2、3、4」の「1、2、3」の後に「4弦5f→4弦5f」を弾く。
(「1、2、3、4」の「4」のタイミングが「4弦5f→4弦5f」になる)
「最初の音を弾くタイミング」と「リズムにのせて弾く」のが難しいので注意してね。
ソロフレーズ2
弾くタイミングはそんなに難しくないので、動画で説明している通りに弾けばOK!
※運指(弦を押える指の順番)も、動画と同じにするのがポイントね。
(運指を変更すると、たぶん指が絡まって弾きにくいよ)
【まとめ】
①~④の、1つひとつは簡単に弾けると思いますが、
「シャッフルのリズムに、タイミングを合わせて弾く」
となると慣れるまで少し時間がかかります。
最初はゆっくりで良いので、身体でリズムにノッて弾けるように練習してくださいね。