日本には春夏秋冬があり、四季折々の景色や食を楽しめます。
しかし、ギターにとっては少し話が違うんですね。
冬の乾燥時期から夏の湿潤時期まで、湿度の変化でギターのネックは変化するのです。
ちょうど、女性がお肌具合を気にするのと似ていますね。
ギターによっては、ネックが「順反り、逆反り」という状態になります。
ネックが「順反り、逆反り」になると、どうなるのか?
今まで綺麗な音で鳴っていたのに、急に詰まったような音に変化したり、
チョーキング(ベンド)をすると音が途中で「プツッ」と途切れる状態になります。
自分のギターがこういう状態になったら、メンテナンス(調整)が必要。
知識がある人は、自分でメンテナンスできるのでいいのですが、
初心者にはどうしたら良いのかわからない・・・。
もしくは、自分でメンテナンスするのが面倒くさい・・・。
そんな時は、一度ギターショップに自分のギターを持ち込んでみてもらいましょう。
ちなみに、私は自分でメンテナンスするのが面倒なタイプ(笑)
そして、餅は餅屋、メンテナンスのプロがいるのならプロに任せるほうが
「結果的に全て良くなる」と考えてます。
最近、ストラトの1、2弦15フレット付近をチョーキングすると音がつまるようになったので、
渋谷のキャットストリートにあるギターショップ「Amrita(アムリタ)・カスタム・ギターズ」
に行ってメンテナンスしてもらいました。
こじんまりした2Fのお店なのですが、
店長の山本さんはギタリストの気持ちを汲んでくれる気の良いお兄さん。
ギターの症状を伝えると、その場でギターをチェックしてくれて、
直るようであればすぐメンテナンスしてくれます。
簡単なネックや弦高調整などは30分~1時間くらい、料金も¥5000~かな。
ただ、時間や料金はギターの状態にもよるので、要相談。
事前に電話をして確認するのが良いですね。
私の場合は、ネック調整、弦高調整、オクターブ・チューニング。
あーだ、こーだ、とギターの話や試奏やいろいろ雑談もしていたので、約1時間で復活!
メンテナンス自体は大手の楽器店でもできるのですが、
お店によっては一旦工房に預けるので数週間かかったり、
自分が「こうして欲しい!」という意見が中々伝わらないことも結構あります。
個人的には、Amritaのような店の方がその場で調整してくれるし、
「1弦の弦高をもうちょっと高くしてほしい」など、
一度調整したギターを店内で弾いてその場で再調整してもらい、
自分が満足するギターの状態に短時間でメンテナンスしてくれるので好きです。
大切なギターのメンテナンスは好みが分かれると思いますが、
自宅の近くにこういうお店を見つけておくと便利ですよ。