カノン・ボッサを弾いてみよう!
そろそろギター初心者を卒業したい人のために
【カノン進行をボサノバ風に弾いて、
それに合わせてソロを弾くジャムセッションのやり方】
を解説します。
カノンロックじゃないよ。
カノンボッサの弾き方ね(笑)
これは、私のライブに来たことがある人は聴いたことがあると思うけど、
よく弾いてる曲というか、ピアノとジャムって遊んでいるインプロの方法。
「ボサノバの指弾きパターン」や「インプロ(即興のアドリブソロ)」
の練習になりますよ。
動画では、
「カノン進行とは?」の説明や、
アレンジしたコード進行、
ソロで弾くスケール、
なども解説してます。
少し前に流行ったカノンロックは、
どちらかというと「毎回決まったフレーズをリズムに合わせて弾く練習」ね。
カノンボッサは、即興でアドリブソロを弾く練習かな。
アドリブソロやアレンジの「アイデアの参考」にしてください。
カノンボッサでジャムセッションのやり方(解説動画)
カノン進行とは?
↓カノン進行
【Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ】
Keyが「C」だと
【C-G-Am-Em-F-C-F-G】
になる。
どういうことか?
簡単に説明すると、、、
=====================
↓は小学校で習ったから誰でも知ってるでしょ。
【ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド】
これをギタリストが分かりやすいようにアルファベットで表記すると
【C-D-E-F-G-A-B-C】
数字だと
【Ⅰ-Ⅱ-Ⅲ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵ-Ⅶ-Ⅷ】
になります。
これらは「単音」ね。
楽譜だと↓こうなる。
さて、次に「単音」の上に音を重ねていき「和音」にすると↓になる。
※Bmは、細かく説明するとBm7(♭5)になるけど、今回は分かりやすくBmで表記します。
【C-D-E-F-G-A-B-C】をコードにすると
【C-Dm-Em-F-G-Am-Bm-C】
になって、
【Ⅰ-Ⅱ-Ⅲ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵ-Ⅶ-Ⅷ】をコードにすると
【Ⅰ-Ⅱm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅶm-Ⅷ】
になる。
という訳で、カノン進行は
【Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ】
という「コード進行」なので
【C-G-Am-Em-F-C-F-G】
になるんですね~。
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分かったかな?
まあ、動画で説明したように
スピッツの「チェリー」や、森山直太朗の「さくら」など
たくさんのヒット曲がこのコード進行でつくられていて
人の心をつかむ「鉄板のコード進行」ということです。
(ここ最近は、あまりにも多くのミュージシャンが作曲に使っている
コード進行なので、少し飽きられている感じもあるけど・・・)
それで話をもどすと、
パッヘルベルの「カノン」はKeyが「D」なので
コード進行は↓になります。
【D-A-Bm-F#m-G-D-G-A】
【Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ】
これに少し手を加えてアレンジすると
【ⅠM7-Ⅴ7-Ⅵm7-Ⅲm7-ⅣM7-ⅠM7-Ⅱm7-Ⅴ7】になって
↓の動画で弾いたカノンボッサのコード進行になるのです。
||DM7 |AM7 |Bm7 |F#M7 |
|GM7 |DM7 |Em7 |A7(13) ||
※この8小節をくり返す。
↓が基本的な弾き方(ボサノバ・パターン)
慣れたら↓こう弾くとかっこよくなります。
コードの押さえ方。
アドリブソロを弾く方法
カノンボッサのコード進行でソロを弾きたい時は、、、
【Dメジャースケール】をメインに使えば簡単に弾けます。
動画で弾いたアドリブソロは、
【Dメジャースケール】をメインに使って
そこに各コードの【コードトーン】を混ぜて
【Ⅱm7-Ⅴ7-ⅠM7】のところで(【Em7-G7(13)-DM7】のところね)
アクセントとして【Dマイナーペンタトニックスケール】を使ってます。
まあ、これはアドリソロを弾く1つのアイデアなので
【Ⅱm-Ⅴ-Ⅰ[Em7-G7(13)-DM7]】のところでオルタードスケールを使ったり
いろんなアプローチでソロが弾けるので興味がある人は勉強してみてね。
↓が動画で使用したルーパー「BOSS RC-30」
ルーパーを1つ持っていると
簡単にアドリブソロの練習が出来るので
すごく便利ですよ♪
↓おすすめです♪
『簡単ステップ式』だから、すぐ弾ける♪