管理人/ギターコーチMITSU
ギターコーチ MITSU (本名:栗田 光浩)
・ミュージシャン/ギタリスト
・JOYMUギタースクール代表&ギター・コーチ。
宮城県生まれ。
15才よりギターを始める。
トライアード音楽学院で基本的な音楽理論・技術を2年間学び、その後、渡米。
ニューヨークで3年間の音楽活動をする。
ニューヨークでは、
・黒人ブルースマンFloyd Lee(a.k.a. Ted Williams)のバンドでアメリカ東海岸中心のライブ活動
・ドリアン助川とロックバンド「AND SUN SUI CHIE」を結成し
マンハッタンのライブハウス「CONTINENTAL」などでライブ活動
・ハノイ・ロックスのベーシストSAMI YAFFAのバンド 「MAD JUANA」と共演
などなど、ライブ漬けの日々を送る。
一方で、JAZZを学んだり、
各国のミュージシャン達とセッションをしギターの腕を磨く。
その活動は「ドキュメンタリーフィルム出演」「全米ネットワークTV出演」
「地球の暮らし方」など、数々のメディアで紹介された。
帰国後は、
「NHK総合の番組に1年間レギュラー出演」「ラジオ出演」
「全国のライブハウス出演」「仙台クラシックコンサート出演」
「シアターX(劇場)出演」
「アルルカン洋菓子店(道化師ミュージカル)の活動」
「NEW YORKで開催された911テロの犠牲者に捧げるハドソン川灯籠流しへの出演」
などなど、演奏及び作曲経験多数あり。
YAMAHAの音楽誌「音遊人(みゅーじん)」でエッセイも連載(2006~2015年)
アルバムは海外で1枚、国内で4枚発売。
現在は、多くの人に「ギター」と「ブルース」と「ジャムセッション」の
楽しさを知ってもらうために、
【ブリテッシュ・パブで開催する無料のブルースライブ/DELTA BLUES PROJECT】
【JOYMUギタースクールの運営/ギターコーチ/年2回のジャムセッション開催】
など、幅広い活動をしている。
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~「ギター初心者」「ギターが大好きな人」へのメッセージ~
ギター初心者が上達しない理由は1つしかありません。
それは当たり前の事なのですが、「ギターを弾かなくなる」からです。
途中で飽きたり、
指が痛くて辛くなったり、
指の動きが難しくて挫折したり、
綺麗な音が鳴らなくてイヤになったり、etc・・・
理由はいろいろあると思いますが、要は「続かない」のです。
逆に言えば、「挫折せずに楽しく弾き続ければ、誰でも上達します」
スケール、早弾き、音楽理論など、一生懸命練習するのも大切なのですが、
みなさん全員がプロになりたい訳ではないですし、
あまり無理せず、肩の力を抜いて、
楽しくギターと接するのが、一番良いのでは。
とは言っても、どうすれば良いのか?
毎日の生活で、
歯を磨いたり、ゴハンを食べたり、シャワーを浴びたり、するリズムの中に、
「ギターで遊ぶ」
という時間を、少し(15分でOK)だけ入れてみてはどう?
もし仕事が忙しくて、ギターで15分遊べない日があったとしたら、
好きな曲をギターで弾く自分の姿をイメージする。
これなら、できそうでしょ?
こんな事だけで、
ギターを弾いたり考えたりすることが習慣になり、
体が勝手に覚えていくので、少しづつですが確実に上達します。
なぜ、習慣にするのが大切か?
私は、10代の頃からアメリカの音楽が大好きでした。
ROCKもそうですが、特にBLUES、SOUL、JAZZなどの
ブラック・ミュージックが好きで、
「どうやったら、こんな風にギターを弾けるのだろう?」
「アメリカで、毎日ギターを弾けたら楽しいだろうな~。」
と思い、
24歳(10年ほど前)の時に、
フェンダー・ストラトキャスター1本と、スーツケース1つだけ持って、
後先は何も考えず、1人でニューヨークに引越しました(笑)
ニューヨークでは、ハーレムという地区に住んでいたのですが、
住んでいたといっても、
ミシシッピ生まれのブルースマンFLOYD LEEの家に居候し、
一緒に演奏する生活を3年くらい続けたのです。
この3年間は、もちろんいろいろと楽しかったのですが、
生活していてすごく感じたのは、
「人種に関係なく、音楽がそこいらじゅうにあって、音楽と共に生活している」
ということ。
楽しかったら歌うし、
楽器を持っていれば演奏するし、
演奏している人を見つけたら演奏に参加してジャムったり、一緒に盛り上がる。
そこが、たとえストリートでも、地下鉄構内でも、
電車の中でも、家でも、関係なくね。
ニューヨークは、すごく面白い街なんですよ。
音楽好きにとっては、音楽が身近にあると、それだけで毎日が純粋に楽しい。
こういう環境にいると、音楽は生活の一部になり、
ギターを弾くことが特別な事ではなくなる。
だから、別にニューヨークに住んでいなくても、
頭の中に「毎日15分間、自分だけのニューヨーク」を創造すれば、
(別にニューヨークじゃなくても、ロンドンでも、アフリカでも、自分が楽しめる場所ね)
音楽やギターを生活の一部にする思考回路が新たに生まれ、
毎日が楽しくなるんじゃない?
少しだけイメージしてみて。
ニューヨークの街を散歩していたら、
ストリートでギターを弾いている人がいた。
すると、ギタリストを囲んで5~6人が集まり、
ドラムのリズム代わりに、手拍子をとりはじめた。
ちょっと面白そうなので、輪にまざり手拍子に参加する。
すると、何処からかやってきた年配の女性が、
ギターと手拍子にのせて、ソウルフルな声で歌いだす♪
その歌声に反応したギターは、
即興で16ビートのカッティングを歌に合わせ盛り上げる。
ギターと手拍子と歌のグルーブは、どんどん広がり、
通行人も巻き込み、みんな踊りだす♪
どんどん、どんどん、テンションが上がり、盛上がりは最高潮に♪♪
気がつくと、興奮のまま、演奏は終わっていた。
そして家に帰ると、部屋の隅においてあるギターに自然と手がのびる・・・。
ちょっとだけ、ワクワクするでしょ?
こういうイメージが毎日15分できるようになると、ギターも無理なくつづきます♪
みなさんも、自分なりに楽しくギターを弾き続ける方法を見つけてくださいね。
5年くらい毎日弾きつづければ、100%めちゃくちゃ上手くなりますよ!