Everyday I Have the Bluesを弾いてみよう!
ブルースでアドリブ・ソロを弾きたいギター初心者のために
ソロ・フレーズを1~7つに分けて弾き方を解説している無料動画講座です。
ブルースの名曲「Everyday I Have the Blues」を題材にしています。
「Everyday I Have the Blues」は、昔からB.B.KINGなど多くのブルースマンが
演奏しているのですが、今回はJohn Mayerが弾くギターソロのスタイルを解説します。
↓がJohn Mayerが弾く「Everyday I Have the Blues」
※解説するのは「00:17~00:37のイントロのソロ」と「01:38~02:03の12小節分のソロ」。
「Key-C」のブルースね。
これらのソロ・フレーズは、Key-Cのブルースでジャムセッションをする時に
かなり使えますので参考にしてください。
Everyday I Have the Blues/イントロのソロ(解説動画)
イントロで弾いている印象的なソロフレーズですね。
スウィープをタイミング良く弾くのがポイント。
イントロは、「C7(9)コード」と「ソロフレーズ」だけで構成されてます。
↓これがC7(9)の押さえ方(2小節ごとに半音上げて[C#7(9)]を弾いてる)
歌のパートは、C7(9)と↓のコードを弾いてます。
F7の押さえ方(軽くブリッジミュートをかけて弾く)
G7の押さえ方(軽くブリッジミュートをかけて弾く)
コード進行
↓が、この曲で使っているKey-Cのブルース進行。
|C7(9) |C7(9)/C#7(9)|C7(9) |C7(9)/C#7(9)|
|F7 |F7 |C7(9) |C7(9) |
|G7 |F7 |C7(9) |C7(9)/C#7(9)|
Everyday I Have the Blues/12小節ソロの前半パート(解説動画)
ソロの前半パートは、B.B.KINGっぽいフレーズですね。
このソロ・フレーズはどうやってつくられているか?
を解説すると「2つの解釈の方法」があります。
スケール表
【1つ目の解釈方法】
※Cメジャーペンタトニックスケールをメインに使って弾いている。
↓このポジションを弾いている。
↓このポジションの「Cブルーススケール」も少し混ぜてつかっている。
【2つ目の解釈方法】
※C7のコードトーンをメインに使って弾いている。
【C7の構成音→C(1度)、E(3度)、G(5度)、B♭(♭7度)】
↓これ
ここに、C7の「D(9th)、F(4度or11th)、A(6度or13th)」をプラスすると↓になる。
↓そして、このポジションの「Cブルーススケール」も少し混ぜてつかっている。
※ソロのフレーズ(弾き方)は、教則本や教える人によって
いろんな解釈で説明されています。
だいたい同じような意味なので、自分が分かりやすい覚え方を選ぼう!
結果的に、あなたがうまく弾ければOKですよ。
Everyday I Have the Blues/12小節ソロの後半パート(解説動画)
スケール表
フレーズ④は、Cブルーススケール(Cマイナーペンタトニックスケール)
を使って弾いているイメージ。
↓このポジション。
フレーズ⑤は、G7のコードトーン+α+Cブルーススケール
を使って弾いているイメージ。
【G7のコードトーン+α(9th、11th、13th)】
【Cブルーススケール】↓このポジションあたり。
フレーズ⑥は、F7のコードトーン+α+Cブルーススケール
を使って弾いているイメージ。
【F7のコードトーン+α(9th、11th、13th)】
【Cブルーススケール】↓このポジションあたり。
【Cメジャーペンタトニックスケール】↓このポジションあたり。
まずは、リズムにのせてタイミング良くギターソロが弾けるように練習をして、
うまくソロが弾けるようになった後に、この記事を参考にして
「どういう風にソロがつくられているのか?」を理解してください。
理解が深まれば、ソロのアプローチ方法が分かってくるので
アドリブ・ソロに応用できます。
アドリブ・ソロがうまく弾けるようになると、ジャムセッションがもっと楽しくなりますよ♪